駅弁屋って〜!?
ドライブインって〜!?
ぴーちゃんが
ナイショのないしょの内輪話を
皆さんにだけ大暴露〜〜!?
時々のぴーちゃんの気持ちを
正直に書きました〜〜♪
名物駅弁とは・・・・・ 2005年11月27日 ←発売当初と変わらない、牛肉を焼く様子 みなさま、またまたご無沙汰いたしました。 あら竹一同は、お客様の期待の大きさをひしひし感じ、職人としてのワタシたちは、精一杯「いい仕事 ガイド本などによりますと、日本各地に「名物駅弁」が存在いたしますね。 地元の名産、特産を使い、郷土の味を旅のお客様にご堪能いただく「地方の特色あふれる駅弁」、こ ありがたいことに、ブランド和牛の先駆け的な存在として昭和34年に誕生いたしましたあら竹の また、発売4年目を迎えます「モー太郎弁当」もみなさまのご支持のおかげをもちまして、「名物駅弁」 あら竹では、「名物」と名乗らせていただくからには、その品質にも絶対の自信と責任があると
(夜遅い時間などは製造の従業員さんはいないので、注文の電話があると、駅売店まで走っていくの 「元祖・・・・なら、朝7時から夜9時まで、いつでも、必ず用意があります」 「もし、運悪く売り切れなら、少し待っていただければ、お届けします」 これって、あら竹では、ごくごく普通のことです。 父も母も、祖父も祖母も、店には、切らすことなく「牛肉弁当を出しておく」、これが当たり前のことで でも、これって、ものすごく珍しいサービスなのかも・・・って思いはじめました、ワタシ、最近・・・・・。 インターネットの有名駅弁サイトでは、「駅売りがされてない」「朝10時に行ったのに○○駅弁が ただ大切なのは、どんな場合でも、お客様の期待を裏切ってはいけないことと、強く思います。 本日は、地味ではありますが頑固なるあら竹の姿勢を、ネットを通じひとりでも多くのお客様にご理解 弊社以外でも、そういう地味な営業努力をしてる駅弁屋さんも、多くあると思いますよ。 心を痛めるような噂だけが先行するのは、いささか残念でもあり、駅弁業界全体のイメージダウン 明治以来、130年以上続く駅弁業界ですが、時代の波の中で変わりつつあるとも思います。 最近、そうでない駅弁がどんどん生まれ、またいつの間にかなくなっていくのは、駅弁屋のワタシに それならば、三重県松阪の「元祖特撰牛肉弁当」は、正々堂々、「いつでも必ずある名物駅弁、朝7 そんな地道な商いであればこそ、こうして、創業110周年を迎えさせていただけることと思っておりま 「松阪はええなぁ・・・松阪牛で食ってけるでなぁ」とおっしゃいました、某鉄道会社の偉い方がありま 「松阪牛」でご飯が食べれるくらいなら、松阪の肉屋さんはみんな大繁盛で、町中御殿だらけですよ 同じ商売を何十年も続けるためには、「誠意のある商い」と「真摯な仕事」、そして「前に目を向ける もし、どこかで駅弁を買って、がっかりされたお客様がいらっしゃいましたら、どうぞ、小さな駅の、 案外、その方が、【あたり】だったりする事実・・・・。 創業110周年をひとつの節目に、さらに、120年、150年、200年と、お客様とあら竹の歴史が |
駅弁屋として、地域に貢献出来れば・・・・・ 2005年6月10日 ← こちらが、松阪駅前のあら竹本店です ご無沙汰でございました。 さて、今回は、この1年に感じましたことを改めまして、書き綴り、みなさまにもお考えいただきたいと 「元祖特撰牛肉弁当」は昭和34年(1959年)紀勢本線の全線開通を記念して新発売、以来46年 ところで、最近の駅弁界での大きな出来事として、某コンビニで、【駅弁】マークのついた「エキベン」 これは、自社の商品に対する品質と安全への責任を手放す結果になり、自分で自分の首を絞めるも これは、あくまでも、理想ですが、今こそ駅弁屋は「駅売りの復権」をもっと真剣に目指すべきでは ここ数年、都市部の百貨店、スーパーにおいて、駅弁大会が非常にさかんです。 松阪は、三重のほぼ真ん中に位置しますが、鈴鹿〜伊勢志摩に囲まれ、観光地としては少々 |
お客様が育てる新作駅弁 2004年4月20日 ← これが「駅弁屋あら竹丼」です みなさん、子供さんをお持ちですか〜? 子供は、日々育ち、友達との交流、学校の行事や家族との旅行を通じて、 どんどん成長していくものですね。 ぴーちゃんが感じますに、駅弁も同じなんですよ。 駅弁って、新発売した当初は、爆発的には売れませんのよ。 お菓子やゲームのような宣伝力もないので、発売日などはまったく静かなものです。(笑) (大都市のターミナル駅は別ですが・・・・・^^;;;) それが、ふだんの店売り、駅売り、そして駅弁大会と時間をかけて、その味がお客様に浸透して、 うちの場合ですと、近年新発売の「うま〜いどん丼」「モー太郎弁当」「モー太郎寿司」が 「うま〜いどん丼」は松阪の焼肉の旨みがじっくり溶け出す過熱式ですし、 でもねぇ、どんなに企画が良くても、新作で話題にはなっても、食べて美味しくないものは 今期の「モー太郎」がそうでした。 いつの間にか駅弁ファンの皆さんから「モー太郎弁当」を『モー太郎・兄』、 しかしながら、いいことだけでなく、非常にたくさんのお客様が買っていただく駅弁大会では ドライブインでも、同じです。 あら竹の看板商品「元祖特撰牛肉弁当」のあのお肉を使ったメニューがレストランにあるんですよ。 「駅弁屋あら竹丼」と「駅弁御膳」です。 どんなに『モー太郎兄・弟』が人気駅弁になっても、やはり、 特に「駅弁屋あら竹丼」は、あの独特の味付けの牛肉、タレ、ご飯を一緒に食べることが出来、 実はこれ、弟イサオの長男K君がとても小さい頃、「元祖特撰牛肉弁当」の肉を食べ終わった後、 ありがたいことに、今では、たくさんのファンも出来、うちの人気メニューの代表です。 これもお客様に育てていただいたメニューに他なりません。 「元祖特撰牛肉弁当」は、誕生が昭和34年ですから、45年の長きに渡って、 |
新駅弁「モー太郎寿司」制作秘話 2003年11月25日 |
夏から長い間更新をサボってしまいました〜〜〜^^;;; 仕事に追われ追われ続けているとはいえ、期待をしてくださってるみなさんに 深くお詫び申し上げる次第ですぅ・・・・。 しか〜〜〜し、前回もこんな書き出しだったような・・・・・・・・・・・^^;;;;;; まぁ、細かいことは気にせず、さっそくタイトルのお話へ。 駅弁屋の1年の仕事の流れとしては、春から夏に新商品を開発して、冬の駅弁大会で その真価を問う、つまり、お客様の多くの支持を得られる駅弁大会で広く全国販売し、人気駅弁に成長〜 なので、日本全国では秋に新作駅弁が次々誕生します。 もちろん、1年で消えていく駅弁が多いことも事実かな〜〜〜〜^^;;;; さて、今期のぴーちゃん、新作駅弁開発のコンセプトは「子供たちにもっと駅弁を・・・・」ということではじめました。 話は少し飛びますが、今多く語られている「スローフード運動」を初めて日本に紹介したと言われている作家の 下村奈津さんによると、この運動には大きく分けて3つの目的があるといいます。 @消えつつある郷土料理や質の高い食品を守るとこ A質の高い素材を提供してくれる小規模生産者を守ること B子供たちを含めた消費者全体に、味の教育を進めていくこと これは「地産地消」の考え方にもそのままつながります。 ぴーちゃんが求める「駅弁」の姿そのものであり、ひいては、うちのような小さな企業が過当競争の激しい駅弁業界で 生き残っていく道とも思っています。 特に、Bの子供たちへの本物の食べ物の味への啓蒙活動、これは、以前からのワタシの願いでもありました。 「日本の未来を担う子供たちにこそ、駅弁を食べて欲しい。 実際に食べることで、その魅力を一人でも多くの子供たちに理解して欲しい。」 これにつきます。 そこで、昨年の「モー太郎弁当」は黒毛和牛の容器で、小さい子供を泣かしてしまったという笑い話も ありましたので、今期は、もっと「かわいく」がテーマとなりました。 黒毛和牛をテーマにした昨年は、「松阪牛」の威厳と風格を重んじましたので、「コワイ」という印象があることも いなめない事実ではありましたが、今期はそれに挑戦。 そういう意味でぴーちゃんの頭に浮かんだのが、昨年、鉄道ファン&駅弁ファンのイラストレーター・大阪の鬼丸さんから いただいた、あら竹のオリジナルキャラクター「モー太郎」です。 この「モー太郎」が活躍する駅弁を作ろう〜〜♪ それが「モー太郎寿司」のスタートでした。 新作駅弁開発は、お弁当の内容と概観のデザインが同様に重要なポイントです。 内容は、子供さんから御年配の方にまで手軽に召し上がっていただける点にウエートを置いて、また、これまでの駅弁大会の あら竹の商品ラインナップにないものということで「巻き寿司」に決まりました。 ここまではかなり早く進み、そのおおよその弁当の中身に伴い、概観の製作に入りました。 いつも新商品開発ではお世話になる駅弁資材メーカーと何度も打ち合わせをして試作品を作ってもらったのですが ど〜〜もピンとこない〜〜〜〜〜〜(--;; 駅弁ではパッケージデザインはとても大切な要素です。 パッケージコレクターが、たくさん存在することでもその重要性は明らかです。 ぴーちゃんとしては、今回のパッケージは是非とも「モー太郎」をメインにデザインを進めてもらいたかったのですが、 なかなかこれが難航〜〜〜〜〜〜〜。 駅弁資材メーカーのデザイナーさんには、「駅弁」・「松阪の牛肉の巻き寿司」・「モー太郎」の組み合わせが どうもしっくりいかないようで、何度言葉を尽くして説明しても、ワタシの中のイメージ通りに出来上がってきません。 駅弁の内容を示す写真と「モー太郎」のキャラクターをパッケージに描いてくださるのですが、これがどうも???? 困ったなぁ〜〜〜〜〜、ど〜〜〜しよ〜〜〜〜ぉ???? ここでぴーちゃん、昨年「モー太郎」キャラクターをプレゼントしてくださった鬼丸さんのお顔が浮かびました。 彼なら「モー太郎」を作ってくれた本人であるし、鉄道と駅弁を心から愛してくれている人なので、出来るかも!!!!! だめもとだしなぁと自分を勇気づけ、恐る恐るお願いしてみると、 「いいですよ、面白そうなので、やってみましょう。」とうれしいご返事。 待つこと、1週間、送られてきたパッケージデザインは見事ぴーちゃんのイメージにドンピシャ!!!!! 本当にお見事!!!!!!っってくらい、いい雰囲気でした。 今までにない斬新なパッケージデザインで、駅弁の常識を覆すほどの出来栄え!!!!!!!!!! そして、最終結論を出すあら竹の新商品開発会議の席で、仮完成の駅弁資材メーカーのパッケージと 鬼丸さんのパッケージが全面対決。 満場一致で、鬼丸さんの斬新なデザインに決定という運びで、今回のイラスト画全面採用のパッケージとなった次第。 今回は、鬼丸さんの鉄道知識の造詣の深さも大いに役立てていただきました。 鉄道を愛する皆さんとのインターネットでのつながりがなければ、鬼丸さんとお知り合いになることもかなわず、 この新作駅弁も誕生していなかったと思うぴーちゃん。 元祖特撰牛肉弁当の誕生丸40年めの記念日、2000年7月15日にHPを開設して、はや3年が過ぎました。 こうして応援してくださる皆様のお力をひしひしと感じるぴーちゃんです。 先日、東京出張の際、お目にかかった某駅弁大会企画会社の大社長さんに、 「電子化がたいへん遅れているこの駅弁業界では、あら竹さんは 日本で一番ネット活動が充実していますねぇ。 特異な存在ですよ。 いい意味でたいへん関心して拝見してるんですよ」と お褒めの言葉をいただきました。 あら竹は経営規模の小さいローカル線の駅弁屋ですが、こうした部分をお認めいただけて、本当に光栄です。 これからも皆様にあら竹の駅弁作りの姿勢をご理解いただけるよう、どんどん情報発信に努力して参ります。 さて、いよいよ、駅弁大会も本番を迎えます。 変わらぬご贔屓を心よりお願い申し上げます。 |
夏の駅弁屋 2003年8月25日 |
長い間連載をサボってしまいました〜〜〜^^;;; 職務怠慢を心らかお詫びするぴーちゅわんですぅ・・・・。 では、前置きは短く、本題の今回のお話へ。 夏は駅弁屋にはとても忙しい季節。 夏休み、お盆の帰省、観光シーズンと、てんてこ舞いの時期です。 ところが、「製造後かなりの時間が経ってからお客様が食べることも想定される」駅弁にとっては一番ピンチの時期でもあります。 勘のいいアナタにはすぐお分かりのことと思いますが、食材がいたみやすいという、本当に怖い季節〜〜〜★ 少しでも注意を怠ると大きな事故にもつながりますので、ワタシ達駅弁屋は衛生管理に細心の注意を払う時期でもあります。 大切なことは、ます何といっても、新しい食材を使うこと。 そして、必ず、当日の朝に仕込むこと。 作り置きは絶対にダメ!!!!!! 頑固ですが、商売下手かもしれませんが、うちの駅弁は、添加物・保存料・防腐剤を一切使用しません。 先代、先々代の姿勢を守り、とにかく、時間がたってしまったものは、売りません!! 朝製造した弁当が、夕方まで売れ残ったら、売り場から下げて廃棄します。 (牛肉弁当など人気駅弁は回転がいいので、どんどん追加で製造できますが、「料理弁当」など1日の製造数が少ない 駅弁ほど、その日の売れ行き次第で、夕方まで残ってしまうことがあるんですねぇ。) 正確には廃棄でなく、必ず、ワタシ達が試食してみます。 昨日も実は、1個だけ「料理弁当」が夕方5時まで売れずに残っていたので、売り場から下げ、ぴーちゃんが午後8時に試食しました。 最高気温35度を越える残暑厳しい日でしたが、もちろん、食材にいたみもなく、たいへん美味しくいただきました。 (こうして、お客様の立場になって『食べる』という実証はたいへん大切と思います〜☆) 安易に防腐剤とかを使えば楽かもしれませんが、それは、あら竹の頑固な姿勢に反します。 防腐剤や添加物入りの食品が本当に美味しいといえるでしょうか!? 大切なことは食の「安全」と「美味しさ」。 化学が進んだ現代では、この2つは、突き詰めると相反する事象かも〜〜〜〜。 「安全」を求めると「美味しく」なくなるし、「美味しさ」を求めると「安全」でなくなる〜〜〜!? でも、それはちがうよね!!! 防腐剤や添加物は、味にも健康にも何らかの影響がありますよねぇ。 それならば、やはり、頑固者かもしれませんが、昔ながらの製法を厳しく守って、作り手のワタシ達が「安全」で「美味しい」 と自信を持って言える駅弁をお客様にお届けするのが使命だと強く思います。 そんな風に、作り置きをしないあら竹では、時にびっくりするようなことも起こります。 お盆休みも終盤、熊野大花火大会の翌日(8月18日)でした。 松阪駅午後7:34分着の特急南紀10号(上り)の車内販売のJR東海○ッセンジャ−ズの売り子さんから注文電話が・・・・。 彼の声は大慌ての模様・・・・・・ 「南紀10号に牛肉弁当41個注文入りました。全部予約です〜〜〜!!!」 このとき、時計は午後7時ジャスト!!! 電話を取ったぴーちゃんも大慌て!!!!!! ひぇっ〜〜〜っ、駅のホームまで走るのに5分かかるやろ〜〜、つっぅーーーことは、29分で41個作る!!!! 予約を取っていただいてる以上、絶対に列車に間に合わせなければなりません。 さて、ここからは時間との戦い。。。。。。。。。 駅弁作り45年のゴットハンドの持ち主、社長(ぴーちゃんパパ)、駅弁屋の娘に生まれて65年の隠れた実力者ぴーちゃんママまで動員して、 大至急の製造に取りかかりました。 幸い、熊野大花火大会の翌日ということで、お帰りのお客様を想定し、ご飯だけは炊いてありました。 肉を用意する人、弁当を組む人、ご飯を入れる人、包装する人、みんな流れる汗をぬぐうヒマもありません。 「間に合わすぞ!!」って使命感で動くのみ・・・・。 こういう時はやはりベテランの力は大きいです。 仕事が確実で早い!!!! とにかく早い!!!! さすがゴットハンド!!!! おかげで、なんとかかんとか、41個出来上がったのが、7時24分。 若い(!?)ぴーちゃんともう一人の社員さんが松阪駅の3番線ホームまでひた走り!! 両手に10個ずつ入った弁当の包みを下げて、信号無視ね・・・(お巡りさん、今夜は許してね〜〜〜〜^^;;;) 所定の積み込み位置には無事7時30分に到着、ギリギリ、セーーーーフ!!!!! ホームの暑さか、はたまた、余裕が出たせいか、今までにないくらいの汗が、体中から滴り落ちて^^;;;; もうひとりの社員さんを見れば、ぴーちゃんと同じように、汗みどろ、汗まみれ・・・・・・。(大笑い) そこへ、名古屋行きJR特急南紀10号が定刻より2分遅れで松阪駅に到着。 満面の笑顔で、JR東海○ッセンジャ−ズの売り子さんに41個の「牛肉弁当」を渡すぴーちゃん。 「ありがとうございました!!!」いつもよりずっと大きな声で列車を見送りました〜〜♪ さすがに、この日の特急南紀は満席。 出来立ての「牛肉弁当」はきっときっとお客様に喜んでいただけたものと確信。 ふだんは、本当にお客様の少ない特急南紀ですが、この日は本当にうれしかったです!! 心地よい充実感に、ヘルペスで点滴までしてたぴーちゃん、とたんに元気復活!! さて、もうひとつ夏休みらしい話題を・・・・。 テレビ・雑誌・その他のマスコミのみなさんのおかげで、全国にその名声の広がった10500円「極上松阪牛ヒレ牛肉弁当」。 夏休みということで、鉄道好き・旅好きな学生さんや若者が、「一生の思い出」(笑)にと、今までないくらい予約をいただきました。 と言っても、1日1個、2個と少ない数の予約ですが・・・・・^_^;;;;;;(笑) みなさん、とても楽しみにしてくださってるのが、受け渡しの時にも感じられて、ぴーちゃんもとってもうれしいです〜♪ 以下は、それぞれのお客様の印象的な言葉ですV( ~_~ * 「日本一をどうしても食べたいんで、遠まわりしても平気です」(バイクのツーリング青年) 「一緒に写真撮ってください」(10500円の駅弁を手に満面の笑顔の青年2人組) 「二人でひとつ食べるんで、お箸もうひとつお願いします」 「記念にするので、領収書書いてもらっていいですか」 お客様がいかにこの駅弁に期待を持ってくださってるかが、毎回ひしひしと伝わりました。 それは、ぴーちゃん、そして、あら竹の今後の駅弁作りへの激励とも感じられ、みなさんのご声援を実感する日々です。 秋には新商品の発売も予定しております。 駅弁ファンのみなさまの変わらぬご愛顧を心よりお願い申し上げます。 |
松阪駅の売店 2003年5月1日 |
最近、松阪駅のあら竹の売店ではおばちゃんに代わってぴーちゃんが店番してることがあります〜♪ 駅の売店って、ガム、チョコレート、パン、ペットボトル、缶ビール、 まるでドラエもんのポケットのような店。 それに、毎朝・毎夕の通勤通学の常連さんも多く、それぞれに《いつもの品》が決まってます。 例えば、夜7時に顔を出すサラリーマンのおじさんは 「はい」って何も言わずにお金をお出しになります。 「ん????」って聞き返してはいけません。 すかさず350tの缶ビール・ア○ヒ「スーパード○イ」をお渡しせねばなりません。 この「阿吽(あうん)」の呼吸が大切なんですね。 「あぁ、オレのこと大切なお客と思って、欲しいものを憶えていてくれるんだ」 このお客様の要望・お好みを飲み込んでるってことも、時間のない駅のお客様には大変重要なことですね。 駅の売店には買い物以外でもさまざまなお客様がいらっしゃいます・・・・。 「銀行はどこにありますか?」 「近鉄のキップはどうやって買えばいいの?」 「トイレはどこや?」 「旅館を予約したいんだけど、観光案内所はどこかしら?」 そんな、道案内・トイレ案内はざら・・・・。 親切なぴーちゃんは、その方がトイレに行ってる間の手荷物預かりもしております。 はては、酔っ払いのおっちゃんの人生相談まで・・・・。 うちの店の前にワンアップとつまみのちくわを手に1時間のおじいさん。 ぴーちゃんに人生相談まで始めます。 「ワシとこの息子の嫁は意地が悪ぅてなぁ・・・・。 酒を隠すもんで、家ではちょっとも飲ましてもらえんわ・・・・。」 ぴーちゃんがそのぼやきをニコニコきいてあげると 「女はアンタみたいに親切なほうがええなぁ。息子は嫁をまちごたわ、なぁ、そう思わんか〜!?」 「アハハ〜〜〜〜あ〜〜たら、こ〜〜〜たら・・・・。 そりゃ、おじいちゃん、たぶんおじいちゃんの身体を心配して、お酒隠してるんやと思うよ。 ええお嫁さんやんか〜〜」 ってワタシが言うと、ものすごく納得してくれて、 最後には「嫁の土産げに買うたるわ」って、赤○餅を手に、悠々と帰っていかれました〜〜〜~。 きっと今夜は和やかな夕食になってることでしょ〜〜〜。 駅は人生の縮図みたい・・・。 全国の駅の売店のおばちゃん、だれか本書かないかな〜〜〜!? いい話いっぱいあると思うんだけどなっ♪ また、店番してて面白いネタ発見したら報告しますね。 メモメモ・・・・・っと・・・・。 |
駅弁大会〜♪ 2003年1月24日 |
本年、あら竹は東京・新宿の京王百貨店の駅弁大会に初参加いたしました。 |
松阪牛モー太郎弁当」新発売!! 2002年10月15日 |
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駅弁のあるドライブイン 2002年9月15日 |
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幹事の極意〜その2♪ 2002年8月18日 |
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幹事の極意〜♪ 2002年7月12日 |
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これでアナタも名幹事〜♪ 2002年6月14日 |
今回は、会社の親睦旅行のシーズンでもありますので、笑い話でなく、読者の皆さんのお役に立つ話をしたいと思います。 |