2006年7月4日付け
朝日新聞朝刊(全国版)
投稿 「声」欄の
今日のテーマは「駅弁」でした。
ワタシは知らずにおりましたら
朝早く日ごろお世話になってる方から
「今朝の朝日の投稿を読みました。
さすが、あら竹さんですね。」
と、メールをいただき
「えっ???? なんだろう???」
と急いで我が家の朝日新聞を開けて
「あれっ〜〜〜、ビックリ!!!」
テーマが「駅弁」であることもうれしかったですが
こうして、まったく存じ上げないお客様から
歳月を経てのち、こんなにもありがたい「お声」を
お聞かせいただけるなんて・・・・
駅弁屋冥利に尽きると
父も母もたいへん喜んでおります〜♪
他の投稿も、奥の深いうれしい内容ばかりでしたので
ご案内申し上げます。
あら竹の記事だけを大きく伸ばしますと・・・・
この方の年齢から想像しますと、
今を去ること三十数年前
あら竹の駅弁を買われたようですね。
「松阪辺り」とは、たぶん多気駅です。。。。
(当時は、多気駅でも構内営業をしておりましたので)
「しぐれ煮弁当」とありますのは
「牛肉しぐれ弁当」のことだと思います。。。。。
昭和の頃
「牛肉しぐれ弁当」はきみどり色の《渋い》掛け紙でした。
たぶん、外観も地味だし
ふたを開けても「茶色のお肉」がごっそりと入っていて
第一印象はとても味気ない(!?)ものだったのだと思います。
それが、食べたとたん、「松阪牛の美味しさに感激!!」
だったんでしょうね。。。。。
あら竹の昔ながらの駅弁は、みな、そういう風情です。。。。
質実剛健
飾りよりも、本物の美味しさを求める・・・・。
「最近、しぐれ煮弁当をデパートで買ってみたが
当時の味は味わえなかった。」
とも文章にあります・・・・。
念のためにご説明申しますと
あら竹の「牛肉しぐれ弁当」は
見た目が地味なので、近年百貨店様からは
まったくお声がかかりませんのよ・・・^^;;;;(笑)
あら竹はこれからも
手作りと昔ながらの製法を頑固に守り
お客様の期待を裏切らぬよう
日々地道に努力して参りたいと思っております。
この投稿記事を拝読し
ロングセラー駅弁を守ることこそが
「駅弁道」の王道と感じた次第です。
(今 売店で販売してる「牛肉しぐれ弁当」)
もちろん、新しい駅弁をどんどん企画することも
「旅の楽しさ」を求めるお客様のニーズではあります。
でも、次々新しい物を作って
古いものはどんどん廃止していく・・・・
これでは、「時空を越えた旅の思い出を共有する」という
駅弁の使命が消えていくばかりで心さみしいです。
あら竹はこれからも
「駅弁の真心」を伝えるため
「元祖特撰牛肉弁当」「牛肉しぐれ弁当」といった
《昭和からの変わらぬ味》を
いつまでもお客様にご提供したいと思っております。
新しい「モー太郎弁当」「モー太郎寿司」などと同様に
大切に大切に息の長い駅弁作りをして参ります。
みなみなさま
どうぞ変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
以上、朝日新聞を読みまして感じたことを
素直に書いてみましたぴーちゃんでした〜♪””
さらには、このお客様の「声」に突き動かされて
生まれてはじめての新聞投稿をいたしましたら
な、なんと、採用されまして
2006年7月12日付けの
朝日新聞 「声」に掲載されました^^;;;
ぴーちゃんの投稿を拡大いたしますと・・・・
(2段になって、読みにくくて、ごめんなさい)