以前からあら竹の駅弁のファンでした。
松阪は何度も訪れています。
ネットを通じて新竹商店のＨＰ管理人の浩子さんと知り合い
昨年の秋「モー太郎弁当」の新発売のお祝いに
オリジナルキャラクター「モー太郎」を描いてプレゼントしました。

その縁で本年５月に新駅弁のパッケージと
モー太郎シールのデザインの依頼をいただきました。

キャラクターですが「モー太郎」という名前の
「ちょっと時代がかった」感じの響きから
更に商品が「駅弁」であることから
彼には「ちょっと昔風の駅員」さんになってもらうことにしました。
彼には「設定」があって
「松阪駅に勤務する若い駅員で
いづれ機関士になりといと思っている」
ことにしていますので
表情はあくまでも「凛々しく、真面目」に！！
駅弁の箱になるので「背景」は
「モー太郎」が勤務する
駅のホームの風景を描いてみました。
何度か訪れた「松阪駅」の記憶を基に
「ちょっと昔は、こんな感じだったのでは？」という
想像を膨らませ、一気に描き上げました。
モー太郎のスタイルを含め
正確な時代考証などは考えずに
自由に私の「イメージの世界」で遊んでみました。

今回の依頼は
鉄道と駅弁を誰よりも愛する自分にとって
ビックリするほどの「うれしい仕事」と感じ
駅弁らしくない駅弁を作ろうというコンセプトで取り組みました。
１枚のイラスト画としてパッケージを見ていただければ
こんなうれしいことはありません。